iPadのリモート系アプリが超便利な件。


 知っているひとはとっくに知っていることだろうが、ぼくはいまさらながに実感している。いや、ほんと、便利便利、超便利。素晴らしすぎる。これからiPad買うひとは16ギガで十分かも、と思うくらい。

 ぼく自身は32ギガを買って、まあ満足しているのですが、あまり高い買い物はちょっと、という向きは16ギガでも問題ないと思う。というのも、iPadにはアプリ(iPad上で動くプログラム)以外のデータを入れる必要がそれほどないからだ。

 Wi-Fi無線LAN)環境さえあれば、iPadで見たり読んだり聞いたりする書籍/写真/動画/音楽/その他は、一々iPadに入れる必要もなく、PCからリモートコントロールで取り出せるのである。

 どういうことか? 簡単にいってしまえば、PCとiPadが電波で繋げることができるということである。iPadでPCが置いてある部屋とは別の部屋や、屋外にいながらにしてPC上のファイルを処理することができるのだ。

 たとえば電子書籍。読書人にとっては必須アプリであるi文庫HDは、DropBoxというアプリと連携していて、このDropBoxを使えば、読みたくなったときにいつでもDropBox内の書籍を読むことができる。

 使い方は非常に簡単。PCのほうでDropBoxのフォルダに書籍ファイル(テキストファイルとか、PDFとか、zipとか)を置いておくと、しばらくしたら自動で同期するので、iPadで読むことができるようになる。それだけ。

 Dropboxは無料だと2ギガまでしか使えないことが不便といえば不便だが、2ギガぶんの書籍ファイルといえば相当のものだから、まあ、当面は問題ないと思う。

 次に動画。Air Videoというアプリを使うと、PC内のファイルをiPadで見ることができる。これも作業はPCのほうでちょちょいと設定して、映像ファイルの入ったフォルダを指定するだけである。簡単、簡単。

 それだけで全く遅延なくPC内部の映像を見ることができるのだ。おもしろいことに、本来、ipadでは見れないはずの拡張子の動画もちゃんと見れる。

 音楽や写真にかんしては、ぼくはLiboxというアプリを使っている。PCに入っている音楽や写真や動画を片っ端からスキャンしてPCで見聞きできるようにしてくれるという便利なアイテム。イスラエル製のアプリらしいが、もちろん日本でも問題なく使える。

 きわめつけはCrazyRemote。ある意味究極のリモート形アプリといまの段階では思えるもので(まあ、10年もしたら古くさく見えることは確実だ)、値段は1500円とちょっと高いが、それだけの金額を出す価値は十分にあると思う。

 このアプリで何ができるのか? まあ、PCをリモートコントロールできるのだけれど、CrazyRemoteが優れているのは動画やゲームをリアルタイムに再生できること。

 いままでぼくが使っていたほかのアプリだと、WordやExcelくらいなら問題なく動くものの、激しいアクションが伴う映像や音楽はぶつ切りになってしまう場合が多かった。

 しかし、このCrazyRemoteでは動画やゲームが動く! そう、何とiPadWindowsゲームがプレイできてしまうのである。

 正確にはWork ModeとEntertainment Modeというふたつのモードがあり、Entertainment Modeでは処理落ちしないかわりに画像が荒くなってしまうのだが、ノベルゲームくらいならWork Modeの非常に綺麗な画面で問題なく動く。

 マウスの代替動作もそれほど困ることはないし、また、どうしても困ることがあったらそのときはPCで操作すればいいだけだから、大きな問題が生じることはありえない。サービスパック3をインストールしておけばXPでも問題なく動くこともありがたい。

 じっさいに試してみればわかるが、iPadを手に寝転んでノベルゲームをプレイするのは非常に快適である。PCのモニターで遊ぶよりはるかに気楽だ。

 いやまったく、すごい時代が来たものだ。もう少し回線が太くなれば、どのマシンにどのファイルを入れたかなんてことはほとんど問題にならなくなるかもしれない。未来だなあ、と思うのである。